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去年の電熱グローブは、手首だけが寒かった
前回、今年の電熱グローブをどれにするか迷っている途中の記事を書きました。
(内部リンク:電熱グローブ、今年はどれにする? 迷っている途中の記録)
その続きです。結局、RSタイチの「e-HEAT アームド グローブ(RST667)」と、同じくタイチの電熱フリース「RSU638」を買いました。
一番欲しかったのはクシタニでした。予約も入れました。それでも、最後に選んだのはタイチです。なぜそうなったのか、順番に書いていきます。
結論:タイチのグローブと電熱フリースを、車体給電で使います
- 買ったもの:RSタイチ e-HEAT アームド グローブ(RST667)、電熱フリース(RSU638)、接続コード類
- 電源:バイクのバッテリーから直接取る車体給電
- 合計:約4万円(予算より1万円オーバー)
- 去年のKOMINEはバックアップに回します
決め手は、車体給電と専用バッテリーの両方に対応していること、手のひら側のワタが少なく操作しやすかったことです。フリースは予定していませんでしたが、去年のコードの面倒さを思い出して一緒に買いました。
まだ実際に走ってはいないので、この記事は「買うまで」の記録です。
去年のKOMINEで困っていたこと
12月の高速道路で、手首に風が入ってきた
去年使っていたのは、セールで安く買えたKOMINEの電熱グローブです。車体のバッテリーから直接電源を取るタイプでした。
12月のツーリングで高速道路を走っていたとき、手首だけが冷たくなりました。グローブはショートタイプで、手首のボアがゴムで締めるつくりです。どうしても袖口との間に隙間ができました。
対策を考えましたが、構造上どうにもならないと判断して、その冬は我慢しました。手首以外はとても使いやすく、安く買ったこともあって、1年で買い替える気になれなかったからです。
袖に通したコードが、降りるたびに邪魔だった
車体給電は、モバイルバッテリーの充電を気にしなくていいのが楽でした。その代わり、配線の手間がありました。
車体のバッテリーから伸びたケーブルを腰元でつなぎ、背中から両袖へコードを通してグローブにつなぎます。一回の時間はたいしたことはありません。でも、バイクを降りると袖口からコードが出ていますし、ウェアを脱いだら袖にコードを入れ直すことになります。
ちょっとした手間ですが、休憩のたびに繰り返していました。
今年の候補は4つでした
去年は寒くなってから探し始めて、品切れが多くて困りました。今年は9月の中旬から調べ始めています。
最初に老舗のKOMINEとRSタイチの今年のモデルを確認し、その後Amazonで他のブランドの種類と価格帯を見ました。その途中で、クシタニが今年初めて電熱グローブを出すと知りました。
クシタニ:一番欲しかった、今年初めての電熱グローブ
クシタニのグローブは、普段から使いやすいと感じています。写真を見る限り、今年の通常モデルを電熱化したもののようでした。電熱を使わないときも普通のグローブとして使えるなら、それだけで十分だと思いました。
分かっていたのは「バッテリー式で3万円まで」ということだけです。バッテリー容量や、予備バッテリーが必要か、その値段はいくらか。調べても出てきませんでした。
RSタイチ RST667:専用バッテリーと車体給電の両方に対応
同じグローブで、専用バッテリーと車体給電のどちらも使えます。バッテリーと車載接続ケーブルはどちらも別売りです。
最初に考えたのは、専用バッテリーで走って、充電が切れたら車体給電に切り替える使い方でした。ただ、専用バッテリーはかなり大きめで、全部そろえると4万円を超えます。車載ケーブルだけなら3万円強で、こちらが現実的でした。
KOMINE:バッテリーが小さいのは魅力だった
気になったモデルはバッテリーが小さく、使いやすそうでした。ただ、予備バッテリーを足すとまあまあの値段になります。
RIDEIRON MG7501H:予備バッテリー込みでも2万円台前半
最近は安くて評判の良いブランドも増えています。その中で気になったのがRIDEIRONのMG7501Hです。予備バッテリーを含めても約2万3000円で収まりそうで、見た目も悪くありません。去年のKOMINEがバックアップにあるので、一度試してみるのもありかと考えていました。
引っかかったのは、レビューにあった「モコモコして暖かいけれど、操作がしにくい」という声です。特にスイッチ類の操作がしにくいのは、走っているときに困ります。
候補の比較
| クシタニ | RSタイチ RST667 | KOMINE | RIDEIRON MG7501H | |
|---|---|---|---|---|
| 電源 | 専用バッテリー | 専用バッテリー / 車体給電(どちらも別売り) | 専用バッテリー | 専用バッテリー |
| 価格の目安 | 3万円まで | 車体給電のみで3万円強、バッテリー込みで4万円超 | 予備を足すとまあまあ高い | 予備込みで約2万3000円 |
| 手に入りやすさ | 今年初登場で情報が少ない | 毎年販売 | 毎年販売 | 通販で購入できる |
| 実物の確認 | できなかった | 店頭で確認 | 店頭で試着 | できなかった |
私が感じた魅力と、見送った理由
| 惹かれたところ | 見送った理由 | |
|---|---|---|
| クシタニ | 普段のグローブが使いやすい。電熱を使わなくても使えそう | 手に入る見込みが薄く、バッテリーの使用時間も分からなかった |
| RSタイチ RST667 | 電源を選べる。手のひら側が薄く操作しやすい | (選んだ) |
| KOMINE | バッテリーが小さい | 試着すると手のひら側にワタが普通に入っていて、操作しにくそうだった |
| RIDEIRON MG7501H | 安い。見た目も悪くない | 試着できず、レビューの「操作しにくい」が気になった |
クシタニを待つのは10月半ばまでと決めた
電話の予約で返ってきた言葉
クシタニの店に電話で予約を入れました。そのときの返事は「多分無理だと思いますけど」というものでした。
以前、別のアイテムで予約を入れたときも、結局連絡はありませんでした。それもあって、10月半ばを期限にして、連絡がなければタイチにすると決めました。
ネットに「完売」の情報が流れ始めた
期限を待つ間に、他のお店のブログやYouTubeで完売の情報が流れ始めました。10月半ばには、もう諦めていました。連絡はやはり来ませんでした。
もう一つ、バッテリー駆動だけで使用時間がどのくらいなのか、最後まで分かりませんでした。それもあって、他の手段で追いかけることはしませんでした。
清水SAの店という手もあった
新東名の清水SAにあるクシタニのショップは、他の店とは扱いが違うようで、他店にないものが買えることがあります。私もレザージャケットとブーツをここで買いました。どちらも他の店にはなかったものです。送ってもらうこともできると聞いていたので、早い段階ならここで手に入ったかもしれません。
ただ、そこまでして買うほどではないと思い、近くの店舗への電話での予約だけにしていました。
店頭で手のひら側を触って、候補が絞れた
タイチは手のひら側のワタを少なくしたタイプをチョイスしました。
店頭でタイチとKOMINEを実際に触りました。
タイチのRST667は、手のひら側にワタがほとんど入っていません。握ってみると、レバーやスイッチを操作する感覚が普通のグローブに近いものでした。
KOMINEや他の候補は、手のひら側にもワタが普通に入っていました。暖かそうではありますが、スイッチ類の操作はしにくいだろうと思い、候補から外しました。RIDEIRONは試せませんでしたが、レビューを読む限り同じ心配がありました。
試着してモコモコしていたら見送る、と最初から決めていました。走っているときの操作のしにくさは、命取りになりかねないからです。
車体給電でもバッテリーでも使える
最終的な決め手は、車体のバッテリーから直接つなぐ方法と、モバイルバッテリーの両方が使えることです。
今年は車体給電で使います。ただ、もし車体給電がうまくいかない状況になっても、バッテリーで使う道が残っています。どちらかに決めきれなかった私には、この「どちらでもいい」が合っていました。
毎年出しているメーカーで、実物を見られた
タイチは長年電熱グローブを出しています。今年のモデルも店頭で実物を確認できました。情報が少なかったクシタニとの一番の違いはここでした。
予定になかった電熱フリースも買った
フリースの中にコードが通っている
グローブを選ぶ途中で、タイチの電熱フリース(RSU638)も一緒に買うことにしました。
理由は、去年のコードの面倒さです。袖にコードを通すと、バイクを降りたときにどうしても邪魔になります。見た目も少しかっこ悪いです。
このフリースは、素材の中にコードが入っていて、手元まで配線されています。グローブは袖口でつなぐだけです。去年、休憩のたびにやっていた作業がほとんどなくなります。
試着はできなかったけれど、インナーとしても使える
フリースは店頭で試着できませんでした。サイズ表をよく確認して買っています。
迷いはしましたが、電熱を使わなくても普通のインナーとして着られます。それなら買っても無駄にはならない、と考えました。
3万円のつもりが、4万円になった
もともとの予算は、出しても3万円くらいでした。
| 買ったもの | 価格 |
|---|---|
| e-HEAT アームド グローブ(RST667) | 約20,000円 |
| 電熱フリース(RSU638) | 約14,000円 |
| コード類 | 約6,000円 |
| 合計 | 約40,000円 |
1万円の差は、ほぼフリースの分です。グローブだけなら予算の範囲でした。
購入はネットで、Yahoo!ショッピング、楽天、Amazonを見比べて、一番条件の良かったYahoo!ショッピングにしました。グローブもフリースも同じです。
家で着けてみて分かったこと
インナーグローブ込みでXLがちょうどよかった
冬はインナーグローブを使うので、グローブは普段より一つ上のXLにしました。インナーをした状態で着けてみると、ちょうどよい大きさでした。
フリースもサイズを事前に確認していたので、問題なく着られました。
袖口まで覆われて、去年の隙間はなくなりそう
今年のグローブは、袖口まで覆うロングタイプです。家で着けた限りでは、去年気になった手首の隙間はなくなりそうです。
実際の走行はこれからなので、暖かさやバッテリーの使い勝手は、走ってからまた書くつもりです。
今の時点で良かった点と、気になっている点
良かった点
- 車体給電と専用バッテリーの両方に対応している
- 手のひら側が薄く、操作がしやすい
- ロングタイプで、袖口まで覆われる
- フリースとの組み合わせで、コードの取り回しが楽になる
- 長年電熱グローブを出しているメーカーで、実物を見て選べた
気になっている点
- フリースまでそろえると約4万円かかる
- 専用バッテリーは大きめで、使うなら持ち歩きを考える必要がある
- 暖かさは、実走してみないとまだ分からない
この組み合わせが合いそうな人、合わなさそうな人
合いそうな人
- 実績のあるメーカーを選んで安心したい人
- 車体給電で、コードを服の中に通すのが面倒だった人
- バイクを降りたときに見えるコードが気になる人
- 電熱グローブの操作性に不安がある人
合わなさそうな人
- 予算を3万円以内に収めたい人
- 特定のブランドにこだわりがある人
- 車体給電の配線をしたくない人
まとめ:本命を待たずに選んだ、今年の電熱グローブ
一番欲しかったのはクシタニでした。それは今も変わりません。
でも、入手できるか分からないものを待つより、毎年出していて実物を確認できるタイチを選びました。店頭で手のひら側を触ったこと、去年のコードの面倒さを覚えていたこと、この二つで迷いがだいぶ減りました。
予算は1万円オーバーしましたが、今のところ後悔はありません。いい買い物だったと思っています。去年のKOMINEは、予備として引き続き使います。
実際に走ってみた感想は、また別の記事で書く予定です。

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